宮前平富士通ハイツ

皆様こんにちは。

中古マンションマンです。

 

中古のマンションをこよなく愛する、中古マンションマンです。

 

 

今日は好きなマンションについて書いてみます。

世の中にはたくさんのマンションがありますが、

本日ピックアップする中古マンションは、、、

 

 

 

宮前平富士通ハイツです!!

 

 

(どこ〜?)

(それどこ〜?)

(聞いたことないよ〜?)

(宮前平ってどこ〜?)

富士通ってあの富士通なの〜?)

(なんで秀和とかシャトーとかじゃないの〜?)

 

 

なんて声が聞こえてきそうですが、そんなの気にしません。

好きなものは好きなので、とり上げちゃいます。

 

 

宮前平富士通ハイツは、

田園都市線の「宮前平」駅から徒歩5分くらいでアクセスでき、

お隣の宮崎台駅へのアクセスも便利です。

宮前平の駅からはググッと坂を登るのですが、

幸い駅から近いので苦ではないと思います。

あの辺りだとベビーカーを押しているお父さんお母さんの

姿もよく見かけますし、慣れればどうにかなるのでしょうね。

 

竣工年月は1972年9月なので、現在築44年になります。

...そんなに経ってますか、そうでしたか。

現地を見ればわかるのですが、廊下・エレベーター・庭・植栽など、

共用部分はとても丁寧にメンテナンスされております。

特に、植木の剪定は綺麗にされていて、航空写真を見てみると、

綺麗に丸く剪定された木々がマンションのお庭を囲んでいることがわかります。

そんなに築年数を経ているとは感じさせない綺麗さがあります!

 

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住人の意識も管理に対する意識がとても高いのが特徴で、

居住者向けのしおりには、困った時にどうすればいいか、

住人は何を守らなければいけないか、ということが細かく書かれています。

当然管理規約もありますが、わかりやすくしおりを作って、

新しい居住者にも管理に対する意識を受け継いでいっています。

 

管理業務は管理会社に委託しているのですが、

定期的に管理組合=住人での清掃活動も行っているようで、

住人同士の交流の場にもなりそうですね。

 

150戸以上の大きなマンションなので、管理費・修繕積立金は割安

毎月のランニングコストがやすいにもかかわらず、

バッチリ維持管理がされている点はうれしくて仕方ないですね。

修繕積立金自体もしっかり溜まっているようで、

大規模修繕がいつ始まっても実施できるくらいの余裕はあるみたいです。

こういうところ、本当に大事です。

 

いい記事を見つけました。

写真も載っているので、是非こちらのサイトで共用部分など見てみてください。

個人的にはバルコニー面とかエントランスの曲線美がたまらないです。

共用廊下側の窓の柵なんかもかわいい。

www.onboro.net

 

このマンション、本当に玄人好みのマンションで、

東京・神奈川で不動産の買取再販を行なっている業者さんだったら、

知らない人はいないのではないでしょうか?

良くも悪くも、日本では、築年数が経つとある一定のところまでは

金額が下がっていきます、基本的には。

富士通ハイツはすでに築40年を超えているので、価格も底まで下がっていて、

買取再販業者としても買いやすいようです。

しかも、需要の多いエリアなので、業者が買って、ちょっとリフォームすれば、

再販しても買い手がつきやすいんですよね。

 

とはいえ、人気の出ているマンションですので、このマンションだけで見ても

売買価格は上がっているようです。

2〜3年前に買った人は凄くラッキーと言えるかもしれません。

この先大きく値が崩れることもないでしょうから、

今買うのが損というわけでは全くありませんが、

中古マンションが今ほど評価される前に目をつけた人は羨ましいと思います。

 

お部屋の中身は当然古くなっているので、リノベーションを行うなどして、

自分達らしく住まいを作っていくのがいいでしょう。

分譲時の間取りもよくある田の字型ですし、そのままの間取りだと、

今のライフスタイルにはフィットしないでしょうね。

 

 

宮前平富士通ハイツ、オススメのマンションなので、

気になった方は要チェックしてみてくださいね!

 

それでは。

「暮らし」と「住まい」について考える〜職住近接〜

皆様こんにちは。

中古マンションマンです。

 

中古のマンションをこよなく愛する、中古マンションマンです。

 

 

今日は「暮らし」と「住まい」というテーマで考えてみます。

「暮らし」を向上するために、「住まい」に何ができるのか。

そんなことを取り留めなく書き綴ります。

 

 

そもそも、僕が中古マンションに魅力を感じるのは、

収集・コンプリートしたいぜというコレクター的欲求ではないし、

中古ならではの意匠面に惹かれているからでもありません。

シンプルに、

実に、合理的だ!

という考えが大部分を占めています。

 

だって、通勤つらい

特に、都市部で暮らす人たちにとって、

通勤は由々しき問題です。

例えば東京だと、平均して約1時間の通勤時間がかかっているとか。

www.athome.co.jp

 

理想は35分だけれども、実際には片道58分、

往復だと実に2時間が通勤のための時間として使われています。

 

「いやいや、勉強したり読書する時間ができるからいいじゃないか」

とお考えになる方もいると思うし、実際に通勤時間を

有意義に使っている人もいると思います。

 

が、しかし。

ピーク時の上り電車の混雑は言うまでもないですよね。

駅員さんが乗客を押し込む光景は今も見られますし、

ターミナル駅での乗り換えだと、満員電車を1〜2本見送って、

ようやく乗れるというのも珍しい話ではありません。

有意義に時間を使うには混みすぎているし、

乗っているだけでストレスが溜まってしまいそうです。

 

子育てだって大変

夫婦共働きの世帯も増え、例えば保育園の送迎も毎日発生します。

朝早くに預けて(時間外だと追加で費用もかかったり...)、

時短で切り上げて(あるいは延長保育で長めに預けて)、

お迎えに行って、

ご飯を作って、

お風呂入って、

寝かせて、

自分たちも食事を済ませて、

寝て、

起きて、

朝早くに預けて・・・

 

当たり前ですが、平日はこれが毎日繰り返されます。

そんな状況で、通勤1時間、1時間半となると、正直しんどい。

場合によっては、奥様だけ家から通いやすいように、

転職するケースもありますよね。

どうしても奥様が子供の面倒を見る時間が長い家庭が多いと思いますが、

とはいえ、ご主人様が1時間でも30分でも早く帰ってきてくれるなら

家事の負担を均すこともできます。

※家庭にもよると思いますが。。

 

そんなあなたに、職住近接という選択

最近よく聞くようになってきた言葉だと思います。

それでもまだまだ聞きなれない部類に入るかもしれませんが。

要は、職場と住居は近い方がいいよね、という考え方です。

 

今の50代、あるいはそれ以上の世代になると、

「職住分離」という、逆の考え方を持っている方が多いかもしれません。

職場は都心に、住まいは郊外の自然が多い広々したところに構える、

という発想で、各地のニュータウン計画などはまさにそれです。

 

どちらが良い悪いということを言うつもりはありませんが、

少なくとも都心で働く人々のライフスタイルの変化を鑑みると、

現状は「職住近接」の方がフィットする方は多いように感じます。

夫婦共働きは当たり前の時代ですからね。

 

「暮らし」=「住まい」ではないけれど、

「暮らし」をよくするために「住まい」にできることは、

たくさんあると思っています。

職住近接という選択もそのひとつだと言えます。

 

だから、中古マンション!

通勤時間に関するアンケート結果を見れば、

通勤時間を短くしたい、職住近接を実現したいのは、

多くの人が考えていることです。

でも、なぜ、それができないかと言えば、

都心部は住宅が高い!

からです。

 

HowMaさんの不動産相場マップなど見てもらえればわかるのですが、

都心部ほど高く、郊外に行くほど安いです。

www.how-ma.com

 

上記は当たり前のことなのですが、だからこそ、都心で働く人が

中古マンションを選ぶメリットは大きいと言えます。

思い出してください、日本におけるマンションの価格は、

基本的には築年数が経つごとに低くなっていきます。

ただ、築35年くらいになってくればその価格はほぼほぼ落ち着きます。

古いマンションだったら、より通勤に便利な場所で持てるのではないでしょうか。

 

新築で都心→高くて無理。

新築で郊外→買えるけど、不便。

 

という方は、

 

中古で都心→買えるし、便利。

 

というシンプルな選択をすれば良いのではないでしょうか。

もっとも合理的な選択は「中古で都心」なのだろうと僕は考えます。

 

こんな選択も!

とはいえ、 庭付き一戸建てで子育てしたい!

という方もたくさんいると思います。

オススメするのは、「戸建てに住むなら、賃貸」です。

郊外の戸建てを持つリスクを負うよりは、

「戸建てに住むなら、賃貸」と割り切ってしまいましょう。

 

 

「暮らし」をよくするために、

「住まい」にできることは、

たくさんある。

 

その一例として、「職住近接」をテーマに書きましたが、

他にも間取りのお話だったり、書きたいことは山積みなので、

乞うご期待ということで。

 

中古マンション基礎〜賃貸か購入か③〜

皆様こんにちは。

中古マンションマンです。

 

中古のマンションをこよなく愛する、中古マンションマンです。

 

「賃貸vs購入」について少しだけ、補足します。

 

中古マンション基礎〜賃貸か購入か③〜

価値の落ちにくい中古マンションの購入がいいよね、お得だよね、

と言うお話をしてきたのですが、賃貸だっていいところはあります!

 

賃貸の方が身軽だよ!

 

なんていうのは別に大したメリットでもなんでもないのですが、

 

大好きな、人気の街に住むことができる!

 

という点は賃貸の大きなメリットです。

大好きな、都会の中心の、人気で、みんなが羨むような街に、

限られた予算の中で住む、ということを考えると購入ではできないことも。

 

六本木でもいいですし、表参道でもいいのですが、

とにかく大好きなこの街に住む、ということが最優先だ!

という方は、実際、いらっしゃると思います。

 

でも、

予算的にその街での購入は無理、

毎月のローン返済がとてもじゃないけどきつい、

という方は賃貸に住むのが一番合っているのだと思います。

 

賃貸なら、

ボロボロで、狭くて、風呂もなくて、木造で、

なんか傾いているような気がする、

そんな家であれば、毎月の家賃は予算ないかもしれません。

 

そういうものを安く買えればいいのですが、

ボロボロでせまーい物件を買うというのは、

基本的には難しいと考えてよいでしょう。

正確にいうと、住宅ローンを使って買うことが困難です。

 

買おうと思っても、住宅ローンを組むためには、

・広さの制限

・構造の制限

・築年数の制限

・法律の制限

などが、各行により定められており、

優しい銀行でも、例えば占有面積が30平米を切ってくると

そもそも住宅ローンの土台に乗らなかったりします。

中には、違法な増築などにより銀行としても一切担保評価を

できないような訳あり物件もあります。

 

でも、賃貸なら住める可能性があります。繰り返しになりますが。

 

なので、

賃料を大家にプレゼントし続けてでも、

狭かったり、ボロボロだったりする建物に住むことになるとしても、

将来を見据えた不動産資産の獲得を放棄することになったとしても、

何より立地を第一に予算内で暮らしたい!

という方は、その通りに進めばよいと思います。

 

とはいえ、一生賃貸で住み続けるのであれば、

老後に向けての貯蓄は若いうちから本気で取り組んでくださいね。

中古マンション基礎〜賃貸か購入か②〜

皆様こんにちは。

中古マンションマンです。

 

中古のマンションをこよなく愛する、中古マンションマンです。

 

「賃貸vs購入」について引き続き考えていきましょう。

 

中古マンション基礎〜賃貸か購入か②〜

何年住んだらどちらが得か、

将来のリスクを考えるとどっちが得か、

など色々言われていますが、

結論から言ってしまえば、

損しにくい中古マンションを購入するのが一番得!

ということになると思います。

 

なんで、その結論に至るのか、見ていきましょう。

 

 

なぜ賃貸vs購入が成り立つのか?

そもそも、なぜ賃貸と購入を戦わせるのか。

誤解を恐れずに言えば、

戦わせることが記事になるから

です。 

 

中古マンション基礎〜賃貸か購入か①〜

で触れたように、長い目で見たときには購入がお得だけど、

ケースバイケースだよね、どっちもイイよね、

という風に両者に軍配をあげることができると、

戦わせ甲斐がありますよね。

 

よく見るこのグラフも、いかにも賃貸と購入はいい勝負だよね、

と言うことを伝えているようですよね。

(長い目で見ると購入の方がお得そうだけど、将来どうなるかわからないし、

 30年後くらいを考えるんだったら、賃貸でもいいのかな、、、)

とか考えたくなってしまいそうです。

 

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払っているお金の額だけ見れば、なんとなくこんな風になりますよね。

※更新料とかリフォーム費とかは無視したイメージ図です、念のため。

 

ただし、あくまで支払っているお金を積み上げているだけなので、

自分の保有している「資産」についてはよくわかりません。

自分の不動産資産としての性質については、概略図になりますが、

 こんな感じが正解です。

青の賃貸の場合だと、毎月の支払いがそのままマイナスの方向に

積み上がっていく=消費されていってしまいます。

赤の購入の場合だと、金利もあるので毎月の支払いがそのまま資産

として積み立てられていくわけではありません。

それでも、賃貸の場合と比べると大きな差が出ていることがわかります。

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ただし、

購入時と将来の資産価値があまり変わらない

という前提があることにお気をつけください。

 

まとめると、資産価値が安定した物を購入するのが、一番お得。 

では、資産価値の安定とは何かといえば、

・価格が下がりにくい

・すぐに現金化できる(流動性が高い)

の2つであると言えます。

 

であるなら、

・経年による価格低下が起こりにくく

・しかも好立地に建っている

・きちんと管理された物件

を選ぶことが大切です。

 

つまりそれって、、、

いい中古マンションを選べばOK!!

ってことですよね!

 

細かく説明していない部分もありますが、

流動性についてなど追ってまとめていこうと思います。

 

賃貸・購入のメリット・デメリット

とは言え、賃貸だと身軽だ、というメリットが

購入することになるとなくなってしまうのでは、

という心配がある方もいらっしゃると思います。 

それぞれのメリット・デメリットについても簡単にみてみましょう。

 

賃貸のメリット・・・

・身軽である

・ライフプランの変化に合わせやすい(金額・広さなど)

・借金を負わずに済む

 

賃貸のデメリット・・・

・自分の資産にならない

・老後も居住費が必要になる

・そもそも老後は賃貸が借りにくい

 

それぞれの反対が購入のデメリット・メリット

になるという感じですね。

 

・・・はてさて、賃貸のメリットの反対は本当に

購入のデメリットになるのでしょうか?

 

 

賃貸のメリット(▲購入のデメリット?)・・・

・身軽である ▲身軽でない

 →購入しても流動性の高い物を選べば、家移りはできる。

  価値の下落の大きいもの、買い手借り手が付かないものはNG。

 

・ライフプランの変化に合わせやすい ▲変化に弱い

 →広さ、金額が生活に合わなくなったら住み替えできる。

  上記のように、流動性の高いものであることが重要。

  都会のマンション→少し離れた戸建→元のマンション、

  のような暮らし方も現実的。

 

・借金を負わずに済む ▲住宅ローンを負う

  →住宅ローンは積極的に負ってもいい借金。

  居住目的かつ物件を担保にとることで超低金利・長期間

  の借入が可能な、他にはない魅力的な商品。

 

いかがでしょうか、「住宅購入=終の住処」という発想は今は昔。

賢くお金を借りて、資産を築き、ライフプランに合わせて住宅を使う、

という、そんな暮らし方をすることが本当はできるのです。

 

冒頭で、

損しにくい中古マンションを購入するのが一番得! 

と言うことを書きましたが、

賃貸だと資産を目減りさせるだけだし、やっぱり購入。

とはいえ、新築は好立地だと価格が高い。

買える範囲で駅から遠いところなどは流動性の大幅な低下が怖い。

そもそも長く住んだら半分くらいの価値になるのに、

毎月お金を払い続けるのはもったいない。

であれば、中古で好立地で管理もしっかりとされている、

流動性・値下がりリスクの低い物を選ぶことができれば、

資産も築けて、変化にも対応でき、一番いいよね!

という結論に至るわけです。

 

念のため注釈ですが、

あくまで居住用の不動産についての言及なので、

「損しにくい」と言うことがポイントになります。

家を買うときに、得してやろう等と考えるのは得策ではありません。

投機的に居住目的の住宅を買うのはリスクがあります。

あくまで、「損しにくい」が大切です。

 

ありがとうございました。

中古マンション基礎〜賃貸か購入か①〜

皆様こんにちは。

中古マンションマンです。

 

中古のマンションをこよなく愛する、中古マンションマンです。

 

今回は、議論の絶えることのない、

賃貸vs購入」と言うところについて考えていきましょう。

 

中古マンション基礎〜賃貸か購入か①〜

 まずは、ネットを漁ってみましょう

「賃貸 購入 比較」で検索してみます・・・

 

賃貸VS購入 「住居費」はどっちがトク? SUUMO

賃貸VS買う SUUMO

家賃orローン返済 月々10万円の場合、35年間でどうなる? HOME'S

住宅は賃貸と購入どっちがいいの? 「家賃を払い続けるなら購入がお得」が危険な理由 マネーの達人

 ・賃貸と持家のどっちが得かそろそろ決着をつけようじゃないか BLOGOS

 

これはごく一部ですが、住宅系のポータルサイトなど色々出てきますね。

皆さん、このテーマ大好きなんですね。

以前、テレビタックルでもこのテーマで話していたのを見た記憶もあります。

※中途半端な議論で、結論もぼや〜としたままでした、確か。

 

 どんなことが書いてあるでしょうか

 例えば、

賃貸VS購入 「住居費」はどっちがトク? SUUMO

 の記事を見てみると、50年後の総住居費の比較なども行われています。

購入だと約6,360万円、賃貸だと条件によって約6,890万円と約5,930万円

というシミュレーション結果となっています。

※細かい条件は元の記事をご覧ください。

 

"50年の総住居費は、それほど変わらない"

とまとめた上で、

・購入だと資産が残る

・老後の住居費を見ると1,000万円以上の差がある

と、購入のメリットを指摘しています。

 

他の記事を見ても、どんなことを言っているかというと、

生活の変化に柔軟に対応できる【賃貸】

安定した生活を送ることのできる人には【購入】

人生の不確実さをどう評価するか

住宅購入は大きな借金による不動産物件への投資

などなど、改めて読んでみるととても勉強になることが書いてあります。

 

 

・・・で、結局どっちがお得なのか、という点については、

ケースバイケース

という考え方が共通するところのようです。

 

 

ポイントはココ!

なんで、ケースバイケースなのかと言うと、

購入の方が資産が残るからトータルでお得ではあるのだけど、

本当に資産として残るのか、と言うことが懸念されているからです。

 

本当に将来売れるの?

値下がりするリスクがあるよね?

 

そんな将来の不確定要素があるので、リスクをどう評価するか、

やっぱりケースバイケースですよね、という考えでまとめているのだと思います。

 

でも、値下がりするリスク、売れなくなるリスクなんて、

本当はそんな気にすることではないんです。

値下がりしにくく、売れやすい物件を選べばいいという至極シンプルなお話です。

 

次回以降、そんな視点で「賃貸vs購入」について僕も考えてみます。

 

 

中古マンションの5つの魅力〜僕はこれに魅了された〜

皆様こんにちは。

中古マンションマンです。

 

中古のマンションをこよなく愛する、中古マンションマンです。

 

今日は、

僕がなぜ中古マンションに魅了されるようになったのか、

中古マンションの魅力って何なのか、

そんなことをお話しできればと思います。

 

・・・よくある感じで、5つに絞ってみました。

 

中古マンションの5つの魅力

1. 知れば知るほど奥が深い!

(えっ、何言ってんのこの人・・・)

とか心の中で言う人もいるかもしれませんが、

僕が中古マンションを愛する一番の理由は、その奥深さです。

知っても知っても、知り尽くすことはない、

「中古マンション学」みたいな研究分野ができてもいいのではないかな、

とか、それくらいのことを思わせる奥深さです。

 

というのも、あまりにたくさんのものがありすぎて、

玉石混交も甚だしい世界なのです。

僕の目にはキラキラと輝いて見える中古マンションもあれば、

ただの石ころのようなものもあり。

ところが、ただの石ころのようだと目に映っていたものが、

中身を知ると、実に美しい光を放つことがあったり。

その逆も然り。

 

見た目やネットで調べて出てくるくらいの情報では、

何も判断できないのが中古マンションなのです。

 

竣工時から重ねてきた歴史をひとつひとつ紐解いて、

その本当の価値を明らかにしていく姿は

考古学と通じるものもあるのかもしれません。

 

かなり抽象的なお話を一発目に持ってきましたが、

「本気で知ろうと思わなければその価値がわからない」

というところに中古マンションの魅力があるのだと思います。

以降、もう少し具体的なことを書きますね。

 

2. リスクが低い!

「中古マンションはリスクが低い!」

と声高らかに宣言すると、

(えっ、何言ってんのこの人・・・)

と心の中でつぶやく人が、これまたたくさんいるかもしれません。

 

中古マンションの魅力は、その奥深さにあることをつらつら書きましたが、

つまりは、中古マンションは知ることができるのです。

知り得た事実・実績を積み重ねることで、不確実なことを減らせるのです。

 

おそらく、多くの人が抱く中古への不安といえば、

「そのうちボロボロになって住みにくくなるのではないか」

「長く住んで、例えば築100年になったらどうなるのか」

とか、そういったことではないでしょうか。

 

築50年を超えるような古いマンションを、

ほとんどの人が見たこともないし、住んだこともないですから、

将来像がわからないこと、将来が不確実であることをリスクとして

捉えていると言い換えられます。

 

・・・果たしてそうでしょうか?

 

知らないだけで、事実・実績を積み重ねれば、わかることもあります。

事実の積み重ねで不確実なことを減らすことができれば、

リスクは低くなると言えるでしょう。

 

中古マンションには、これまでにたくさんの人が長い年月住んできています。

昔からずっと住み続けている人もいれば、途中からの人も。

所有者として居住している人がいれば、賃貸で借りている人も。

いずれにしても、そのマンションの健康を維持するために、

住人たちがどのようなことをしてきたのか、知ることができます。

 

そのマンションは、今現在、どのような財政事情なのかもわかりますし、

将来どのようにお金を使って健康を維持していくつもりなのかもわかります。

 

すごく簡単にまとめると、過去・現在・未来がわかる、ということです。

 過去:修繕履歴、総会議事録、住人の声、管理人の声、管理会社の声

 現在:重要事項説明書、総会議事録、住人の声、管理人の声、管理会社の声

 未来:長期修繕計画案、総会議事録、住人の声、管理人の声、管理会社の声

など参考に、事実を積み重ねていけばよいのです。

 

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3. 安い!

これは、もう、ご存知の通りです。

「住宅購入」「中古マンション」「リノベーション」

とか、そんなキーワードで調べ物をしたり、

書籍を読んだことがある人なら、下の図は見たことあるかもしれません。

 

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日本では、新築分譲時の価格を100%とすると、

大体20年も経つと分譲時の約半分程度の価値に、

大体35年も経つともう下がらないくらいの価値になります。

 

 

これについては、色々な記事や書籍がありそうなので、

多くを語りませんが、一点だけ補足します。

玉石混交の中古マンションの世界において、

石ころでも宝石でも、同じ推移を辿るということは、

忘れないでおいてください。

宝石は高くて、石ころは安い、という世界ではありません。

石ころでも宝石でも、古くなれば価格が下がります。

 

一点だけ、と言っておいて、もうひとつ注意がありました。

築年数を経るごとに「価値が下がる」という言い方は間違いで、

あくまで「価格が下がる」という言い方が正しいと言えます。

どう意味かは、、、考えてみてください。

 

ちなみに、この本にあった<消費の家>と<資産の家>という

考え方は面白かったです。

 

4. 立地がいい!

稀にいい立地に建つ新築もありますが、

基本的には既に出来上がっている街の中心部に

新築マンションは建ちにくいと言えます。

なぜかと言えば、既に建物が建っているからです。

 

電車の広告などで、

バス便の便利さを謳い文句にしている新築マンション

宣伝を見たことがないでしょうか?

ディベロッパーは、買主さんの将来の資産形成とか、

そう言った視線は持っていないんですかね。。

 

シンプルにまとめると、

人口が増えた日本では、駅の近くにマンションが建てられるようになりました。

しかし、それでも人口が増えた日本では、もう少し外側に建てられるように。

それでも足りないので、もう少し外に・・・

ということが繰り返されてきました。

現代において駅から離れた場所に建つマンションは過剰供給といって過言ではない

と言えますが、当時は人が住むための受け皿が必要だったのですね。

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5. 選択肢が多い!

最後に、当たり前のことを言います。

中古マンションの方がたくさんあります!

新築とは、

「竣工後1年未満かつ未使用の状態の物件」

です。

 

要は、誰かが住んだり、1年を経過したりすると中古になります。

2015年度末時点で、

 中古マンションストック数:約623万戸

 新築マンション供給数:約10万戸

なので、選択肢の多さという点では言うまでもないかなと思います。

 

新築マンションを考えている方が同じ予算をかけるとすれば、

中古マンションの方が、より好きな街に住めたり、

より駅から近いところに住めたり、より広いお部屋に住めたり、

中古マンションの選択さえ間違えなければ、いいことしかないでしょう。

 

 

 

長々と書いてしまいましたが、小難しい話にならないように、

数字や定量的なデータはなるべく使わないようにしました。

むしろ、上記で示したような考え方をきちんと理解してもらいたいのです。

「中古は不安だなぁ」

「中古は価値がないだろうなぁ」

などという漠然な考えは、半分は正しく、半分は間違っています。

繰り返しになりますが、玉石混交なんです。

正しい目を持って、石ころを選ばないようにしてあげれば、

中古はむしろリスクが低い。

しかも、安く、好立地で、たくさんの選択肢の中から住まいを選ぶ

ことができるのだから、それはそれは魅力的です。

・・・石ころを選ばなければ、ですよ。

 

是非、参考にしてくださいませ。

中古マンションマンの自己紹介

初めまして、皆様こんにちは。

中古マンションマンです。

 

中古のマンションをこよなく愛する、中古マンションマンです。

 

 

今回は初めましての記事なので、簡単に自己紹介をさせていただきます。

 

ヒーローみたい(?)な名前の私、中古マンションマンですが、

中身は普通の人間です。

 

男性です。

この記事の投稿時点で、30歳手前です。

結婚しています。

子供もいます。

O型です。

東京出身です。

東京在住です。

築50年を迎えた中古マンションに住んでいます。

Twitterもやってます。

・・・これくらいにしましょうか。

 

そんな、中身は普通の人間である中古マンションマンですが、

僕がなぜ中古マンションに魅了されるようになったのか、

お話しできればと思います。

 

・・・と、思ったのですが、それについては別記事にします。

書きたいことがたくさんありすぎて、自己紹介の域を超えてしまいそうで。

 

 

これから、私の興味の赴くままに色々と記事を書いていきます。

僕の投稿が皆様の「住まい」あるいは「暮らし」

に対する考えを深める一助になれば幸いです。

 

何卒、宜しくお願いいたします。