【中古マンション×リノベーション 04】リノベーション打ち合わせ~提案プラン編~
皆様、こんにちは。
中古マンションマンです。
中古マンションをこよなく愛する、中古マンションマンです。
今回もリノベネタです。
前回の投稿では、リノベーションをする上での要望と、
現状の物件の制約について書きましたが、
今回、ついに間取りの話に入ります!
chukomansionman.hatenablog.com
▼結論から言うと、、
初回の打ち合わせでデザイナーから3つのプランの提案を受けました。
その中でも、Plan Bがとてもしっくりきたので、
Plan Bを中心に2回目以降の打ち合わせを進めることになりました。
我が家の暮らし方・家の使い方にフィットしており、
将来を見据えた可変性も兼ね備えた間取りになりました。
突飛な提案ではありませんが、既存の住宅ではなかなか叶えられない
合理的な作りになっていました。
ここから、Plan A, B, Cを一気に見ていきましょう。
※掲載する各図面は、提案図を手書きでトレースしたものです。
▼Plan A ~自分のアイデアベースの間取り~
最初の提案は、私が自分でこんなのはどうかな、
と考えお絵描きしたプランを具体的に形にしてもらいました。
寝室はコンパクトにして、とりあえずLDKを広めに取っておこうかな、
という考えのもと、家族で寝るために必要最小限の寝室を確保し、
玄関→収納→寝室という動線を作ってはどうかと考えていました。
躯体で区切られた水回りがどうしても狭くなってしまうので、
洗濯機は廊下に出すという事で具体的に形にしてもらいました。
パッと見は悪くないと思いませんか?
無駄なく広々した空間を作れている気がしますし。
が、しかし。このレイアウトだとちょっと無理がありそうだ、
とデザイナーからアドバイスをもらいました。
排水・排気のルートが既存状態から大きく変わってしまうため、
大幅な床上げ・機能の低下・排気ダクトの蛇行が起こってしまうと。
確かに、既存のキッチンの位置から大幅に移動させていますからね。。
また、将来もう1部屋欲しくなった時の柔軟性が低い点も問題です。
ベッドを置くだけだし、トイレの右側のあたりを将来寝室にすることも
考えましたが、そうすると無駄な廊下スペースができてしまって、
少しもったいない気もします。
惜しいんですけどね。。
▼Plan B ~無理なく、無駄なく~
次に提案してもらった案は、キッチンの位置をなるべく既存状態に
近い場所にして、無理のない計画をするというものでした。
ほう、LDKがクランクしていて、少し変わった作りですね。
実は既存のレイアウトがベースになっているのですが、
部屋の割り方が違うので全く別の空間に感じます。
デザイナーからは、私の要望3つを全て叶えられると。
要望3つとは、前回の投稿で記載した下記です。
1. 寝室はひとつ!できれば将来もうひとつ!
2. なるべく可変性のあるレイアウト!
3. お部屋の時間貸しもできるような工夫を!
1. については、将来の1部屋を寝室の隣に作る事で解決できます。
寝室といっても寝るだけなので、ベッドを置いて家具で仕切るくらいで
十分対応できそうだということでした。
さらに、将来寝室を2分割すれば、子供が2人になっても対応できますね。
2. については、寝室以外は特に作り込まず、自由度の高い空間が広がるので、
将来部屋にするなり、収納をつけるなりどうにでもできると。
寝室を二面採光の側に持ってきているので、余った空間は壁面が多く、
家具を置くも造作をするもやりやすいんですね。
3. については、大人数で利用する際にも対応できるつくりになっていると。
下図のようにダイニングテーブルを2つ並べてあげれば、
ダイニング・リビングを最大限活用できるということでした。
なるほど、キッチンが壁付になっているため、
部屋の中心部分(ダイニング部分)はどうにでもできてしまうのですね!
▼Plan C ~変化球案~
最後の3案目は少し変わった提案でした。
個室を作らず、ゆるく空間を仕切るという計画ですね。
この案だと、玄関から一直線のLDK+窪みのフリースペース+寝室、
というレイアウトになっています。
キッチンはPlan B同様に無理のない位置にして、大きめのWICと、
収納カウンターで寝室を区切っています。
このプランだと、フリースペースの部分を将来寝室に転用できます。
ただ、生活パターンを考えると、やはり寝室はしっかりと部屋として
区切った方が暮らしやすいということで、無しになりました。
という事で、Plan Bをベースに進めることになったので、
細かな部分や設備・仕様などがこの先詰められていくのです。
では。