リノベ?そのまま?中古マンションにどう住まう?③
皆様こんにちは。
中古マンションマンです。
中古のマンションをこよなく愛する、中古マンションマンです。
さて、前回の予告の通り、
リノベ?そのまま?中古マンションにどう住まう?
というテーマのまとめをしようと思います。
1回目は、「そのまま」「リノベ済み」「リノベする」
それぞれのメリット・デメリットや、
どんな人に向いているのか、ということについて書きました。
chukomansionman.hatenablog.com
2回目では、それぞれの住み方について、実際の物件を当てはめて
リアルな数字を見てみました。
※乱暴なシミュレーションで怒られそうですが。。
chukomansionman.hatenablog.com
3回目となる今回は、これまでのお話をまとめて終わりたいと思います。
それぞれのメリット・デメリット
「住まい」や「暮らし」 を大切にしたい、
という人にとっては、そのまま・リノベ済みは物足りないかもしれません。
いい中古マンションを手に入れて、自分たちらしく作るというのが
一番いい家の買い方になるでしょう。
お部屋の中よりも、「外観」や「施設・設備」を重視したい方は、
そのまま住めるような中古マンションに住むのが良いでしょう。
いくらリノベーションでお部屋の中を綺麗にできても、
外側までは個人ではできませんし、共用部分の設備という面では、
古い中古マンションは築浅の中古マンションには勝てません。
希望のエリアに住みたい、でも予算的に難しい、、、
という人はリノベ済みに住むのが満足度が高くなるでしょう。
業者が簡単にリフォームしたようなものであれば、
築浅やフルリノベーションをする場合に比べて割安感があります。
工事や仕様の質の低さ、見えない部分が不安であるというデメリットは
この際気にしないことにしましょう。
実例を見てみると
中古マンションマンが大好きな東陽町を例に、
そのまま住める築浅、リノベ済み、リノベ向きの現況物件を、
それぞれ実際に売りに出ている情報からピックアップしてみました。
東陽町駅徒歩10分以内という点は全て共通しているものの、
立地も規模も厳密には条件が違います。
ですから、単純にこれらを比較するのも乱暴な気がするのですが、
とは言え、築年数の差で大きな価格差が生まれるのは事実です。
これらの物件について、お金や住みやすさなどの面で
具体化した結果は、次の通りとなります。
まとめ
このように並べてみてみると、リノベーションして住む、
というのが最もバランスの取れた選択の様にも思えます。
金額も抑えられ(このケースでは意外にもリノベ済みよりも安くなった)、
価値の安定した中古を手に入れることができ、
何よりも間取りや内装の工夫によって、「住まい」が「暮らし」をよくできる。
そのまま住む場合については、築年数が浅いが故に、
経年での売買価格の目減りが大きくなるということは仕方がないでしょう。
当然立地や売買のタイミングにもよりますが、
購入した時の価値を20年も保ち続けるのは難しいケースがほとんどです。
とは言え、外観もそう、オートロック・ディスポーザーの様な設備もそう、
古い中古では叶えられない魅力もたくさん持っています。
リノベ済みに住む、というのも割とバランスの取れた選択肢だと言えます。
「好立地だけど中古だから住める」という中古マンションのメリットは、
特にこの様な買い方の時に感じることになるかもしれません。
中古マンションも相場がジリジリと上昇し続けていますから、
リノベーションして住む、という選択は費用面の負担が大きくなっています。
というわけで、いろいろな住み方がありますが、
結局は自分が一番満足のいく住み方をすればいいのです!
十人十色の中古マンションライフが、そこにはあります!
では、この辺で。