船橋っ!?住みたい街ランキングが発表されました

 皆様こんにちは。

中古マンションマンです。

中古のマンションをこよなく愛する、中古マンションマンです

 

本日は、気になるニュースについて書いてみようかなと思います。

 

不動産ポータルのHOME'Sさんから、

2017年「買って住みたい街」「借りて住みたい街」ランキング

が発表されました。

とても興味深い結果だったので、

「買って住みたい街」の方に絞って考えてみようと思います。

www.homes.co.jp

 

 

むむむ?去年と顔ぶれがかなり違うぞ

今回の結果を見て、まず驚いたのは、

第一位「船橋」!!

の部分でしょう。

正直びっくりです。

そんな皆こぞって船橋に住みたいの?

ふなっしーってそんなに人気なの?

とか、まぁ想像もしていない結果でした。

 

ちょっと2016年と2017年のTOP10を比べてみましょう。

 

2016年

第1位 :吉祥寺
第2位 :横浜
第3位 :恵比寿
第4位 :品川
第5位 :武蔵小杉
第6位 :池袋
第7位 :二子玉川
第8位 :荻窪
第9位 :新宿
第10位:鎌倉

 

 

2017年

第1位 :船橋
第2位 :目黒
第3位 :浦和
第4位 :戸塚
第5位 :柏
第6位 :流山おおたかの森
第7位 :津田沼
第8位 :町田
第9位 :三鷹
第10位:大宮

 

あれれ、被っているものひとつもない。。。

というのも、そこにはきちんと理由があって、

HOME'S総研のチーフアナリスト中山さんによれば、

今回のランキングでは集計方法を見直したそうです。

 

なるほど、「ここに住みたい!」という夢や希望ではなく、

現実的にどこで探している人が多いか、

という事をベースにしている集計なのですね。

 

確かに、2016年の顔ぶれを見ると、どの街についても、

「うんうん、住めるなら住みたいよ!」と私も思います。

 

2017年だと、せいぜい目黒か三鷹あたりかな、個人的には。

というくらいバラエティに富んだラインナップになっています。

 

もしかして、まだまだ新築優勢?

このランキングを見て、

「まだまだ多くの人は新築・築浅を望んでいるのだろうか。」

という事を感じました。

中古が新築を逆転したぜ、なんていうニュースについても

最近ブログに書かせてもらいましたが、

思ったより世界は中古マンションを求めていないのかな。

chukomansionman.hatenablog.com

 

どうして、このような感想を持ったかというと、

今回上位にランクインされたエリアは、

手ごろな新築マンションが買えるエリアなのではないかな、

と思ったからです。

 

細かい新築竣工数とかを追っているわけではないのですが、

上位の顔ぶれを見ていると、

 

 都心で働くファミリー層が、

 予算3,000万円台程度で、

 通勤時間・利便性よりも周辺環境を重視して、

 新築マンション(あるいは戸建て)を探している

 

そんな光景が目に浮かんできます。

どれもターミナル駅で、バスも沢山出ているでしょうし、

駅から多少遠かったとしても、このエリアでなら、

普通のサラリーマン世帯でも広めの新築マンションが買える

という事なのかもしれません。

 

細かいユーザーの行動履歴を知っているわけでもないですから、

あくまで中古マンションマン的仮説なのですが、もしかしたら、

まだまだ中古マンションはメジャーじゃないのかもしれません。

 

負動産は持たないでほしい

中古マンションマンの切なる願いを。

もしも、この結果がユーザーの新築志向に起因していたとすると、

少しだけ怖い未来が見えるな、と思っています。

 

人口減が減少・高齢化が進んだ将来、

今購入したマンションが、果たしてどれくらいの価値を持つか。

その不動産は「負」動産にならないか。

住宅を購入するのであれば、その視点だけは忘れないで欲しいです。

 

さくら事務所の長嶋修さんのつぶやきも、とても刺さりました。

 

 

 

ちなみに、

船橋

目黒も

浦和も

戸塚も

柏も

流山おおたかの森

津田沼

町田も

三鷹

大宮も

すごくいい街だとは思ってますからね!

価値がない街だとか言っているわけではなく、

「住宅購入をするなら将来価値まで考えて!」

というメッセージですからね!

 

では、またお会いしいましょう。