【中古マンション×リノベーション 02】購入までの怒涛の8日間

皆様、こんにちは。
中古マンションマンです。

中古マンションをこよなく愛する、中古マンションマンです。

 

先日の投稿で、中古マンションを購入したことをご報告しました。
今回は、物件情報を入手してから売買契約に至るまでの、
怒涛の8日間についてまとめていきます。

chukomansionman.hatenablog.com

 

▼中古マンションってスピードが大事

まず、自分の話をする前に、スピーディに動くことの重要性について。

中古マンションって、全部が全部一点もので、
そんな一点もののお部屋がポロっと売りに出てくると、
欲しい人が集まって来るんですよね。
なので、いかに早く意思決定をし、準備を進められるかが、
気に入った物件を買えるかどうかの分かれ道になります。

買取再販のリフォーム済み中古マンションなんかだと、
優秀な再販会社でも売り出し開始から成約まで約3ヶ月
普通の会社だと半年くらい成約までかかる事もあるようなので、
割とゆっくり考える余裕があります。

一方、リフォーム前の状態の中古マンションだと、
価格の妥当性があれば、エリアなど諸条件によりますが、
1ヶ月以内に売れることは珍しくありません。
一般の方だけでなく、再販会社も買うために躍起になるので、
売り出しから1週間で成約する事もざらにあります。
※そもそも一般に流通せず内々で決まってしまう事もありますが。

となると、リフォーム前の中古マンションを手に入れたいと思ったら、
ゆっくり考えている余裕がありません。
スピーディな意思決定ができるかどうかが、
いい中古マンションを買えるか否かの分かれ道になるのです。

私の購入したマンションは、1~2週間のうちに再販会社による
リフォーム工事が行われてしまう物件だったので、
やはりスピード感を持って意思決定することが必要でした。
早々に結論が出せたので、予定していた工事を止めることができ、
現況で購入することができました。

 

▼怒涛の8日間

そんな、スピードが重要な中古マンション購入ですが、
私の場合もかなりバタバタと進んでいきました。
Day 1~8をまとめていきます。

Day 1(Sat.) 情報を入手

買取再販会社から、リフォーム工事着工前の情報が届きました
再販会社の利益を乗せた金額ではあるものの、安く仕入れられたのでしょう、
相場から考えても高くない(むしろ少し割安な)金額でした。

内覧の申し込みもしたものの、土日は先方都合で内覧ができないと。
それでは、できることから進めましょう。
管理書類に目を通し、ストリートビュー周辺を確認します。
以前知り合いが住んでいて、遊びに行ったことがある場所だったので、
その時の記憶を思い出しながら見ていきます。
うん、場所は申し分ない。管理面は資料を見る限りでは及第点ですね。

この時点で、私は購入をほぼ決意しました。

 

Day 2(Sun.) 家族会議

とは言え、自分だけで決められるものではありません。
住む場所が変われば生活が変わるし、保育園も変わるし、
クリアすべき課題はたくさんあります。

大きなテーマとなったのは「子育て」と「お金」でした。
「子育て」については保育園を移すことができるのか、という問題。
区が変わるので、引越し後は転園しなければいけませんが、
ちょうど4月の入園に合わせることができそうですし、
世帯年収が低いのでどうにかなるだろうという結論に至りました。

「お金」については、現状よりも費用の負担が大きくなるので、
それなりの覚悟が必要です。
収支のバランスを見ながら、詰めていきましたが、
うん、なんとか大丈夫そうです。
余裕ではないけど、無理はなさそう。
住みながらも、日中はスペースマーケットで回すなど、
家に稼いでもらうという手段もありそうですし、いけますね。

 

Day 3(Mon.) 内覧、事前審査の記入

やっと見にいけます。仕事を早めに切り上げ、現地へ。
想像以上にボロボロ。このままでは100%住めないし、
表層リフォームくらいでは太刀打ちできませんね、これは。

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フルスケルトンからリノベーションするつもりなので、
まぁ、こんなんでも構いませんね。
写真ないですが、トイレに寄せ書きとかされてて、若干恐怖を覚えます。

帰宅し、私と奥さんで銀行の事前審査書類に記入します。
いくら気に入っても、事前審査が通らないことには買えません
今回夫婦で収入合算という形をとるので、奥さんの分も。
直近の源泉だと育休の期間もあり額面が小さくなってしまうので、
今年に入ってからの給与明細を全て印刷、銀行に提出しましょう。

 

Day 4(Tue.) 買付の提出、事前審査の開始

朝一で売主の再販会社の元へいき、打ち合わせをしました。
再販会社が元の売主から買い取った背景であるとか、
権利関係など物件に問題がないか確認し、
持参した買付証明書を提出、銀行の審査用紙の写しも渡し、
事前審査が通ったら週末に契約する約束を取り付けました

職場に着くとすぐに銀行へ審査書類をFAXで送り、
担当者に電話を入れました。
奥さんの収入の件なども今年の見込み額で見てもらえるよう相談し、
木曜日までには結論を出してもらうようにお願いをしました。

 

Day 5(Wed.) 両親への報告

仕事終わりで実家に行き、家を買うことを報告します。
意外とあっさりした反応でした
今の家から実家までが近いだけに、引越して少し離れることに対して
寂しがったりするかなと思ったのですが。。

 

Day 6(Thu.) 事前審査の通過

外出中に銀行から電話があり、
事前審査の承認が降りたと報告を受けました
よかった、これで無事に買えます!
早速売主に連絡し、契約の準備を進めてもらいます。

ちなみに、保証料は金利上乗せの条件がついたので、
金利は+0.2%上がってしまいましたが、
その分決済のタイミングでの支出は抑えられるので
まぁよかったのかなと思います。

 

Day 7(Fri.) 契約準備

契約準備をいうものの、売買契約に際して準備するものはごくわずかで、
身分証・印紙・印鑑くらいです。
あと、忘れてはいけない手付金
なかなか現金で見ることのない大きなお金ですが、
これを引き出して、当日持っていかなければいけません。
不動産の世界ってやはり独特ですよね。
札束持っていかなきゃいけないなんて。。

今回売主の再販会社と私の直接の売買なので、
仲介手数料は発生しません。

Day 8(Sat.) 売買契約

契約は18時から。
仕事を済ませて、売主のオフィスに向かいます。
重要事項説明売買契約をささっと終わらせ、手付金を渡します
これも意外とあっさりと終了しました。

なんというか、「家を買ったぞ」的な高揚感はさほどなく。
それよりもこれからリノベーションするので、
それに対するワクワクと、素敵な家ができるかの不安が半々くらいでした。

住宅購入を考えていた訳ではなく、物件探しをしていた訳でもないのですが、
気づけば、8日間で家を買っていました。

 

▼不安はなかった?

正直、不安という不安はほとんどありませんでした。
中古マンションは「立地」と「管理」が大事という前提のもとで、
エリアや金額・広さが自分たちのライフスタイルに合うかどうかだけを
考えればいいので、そんなに難しいことでもないのかなと思います。

逆にいうと、中古マンションを選ぶ際に、
管理状態」や「将来の資産性」を重視するという軸があったからこそ、
不安になることなく進められたのかもしれません。

慌ただしく、怒涛の8日間ではあったものの、振り返ってみると、
割と感情の起伏も少なく、あっさりと進めていたみたいですね。

 

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実は、もうこれ1ヶ月も前のことになります。
昨日ちょうど決済も終わり、無事に所有権が私に移りました。
本当の意味で家を買った状態になった訳です。

売買契約のあと、リノベーションについての打ち合わせも始まり、
すでに色々と決まってきています。
次回以降で、リノベーションについても書いてきますので、乞うご期待!

では、また会いましょう。